昨日の深夜、
父から電話があった。
父が電話をかけてくるのは珍しい。

どうしたの?と尋ねると、
「何でもないよ、ちょっと酔っぱらったからさ…」と
照れたように笑った。
それから1時間くらい、何でもないような話をした。
仕事のこと。
家族のこと。
音楽活動のこと。
長電話の苦手な父が、よく喋った。

あぁ、心配をかけているんだなぁと思った。

父は、多くを語らない。
それでも、父の思いは伝わってくる。

こっそり私のブログをチェックして、
落ち込んでいる私をすごく心配していること。
悩みながら音楽活動を続けている私を、
すごく応援してくれていること。
そして、誰よりも私の成功を信じてくれていること。

それがわかる程度には、
私も少し大人になったんだよ。
まだ全然一人前じゃないけど。
頑張るから。

小さい頃から、優しい父が大好きだった。
その優しさに甘えて、
勝手ばかりしてきたし、
悲しませることもあった。
それでも、最後には必ず私を信じて見守ってくれる。
そんな父の大きな愛に、いつも救われてきた。

写真屋をしている父は、
還暦を目前にして「自分のスタジオを持つ」という夢を叶えた。

遅すぎるようにも思えたけど。
イキイキとしている父を見て、
私たちのために自分のことを後回しにしていたんだなと
今さらながら思う。
言葉が足りない父を、ずっと傍で支えてきた母もそう。
そういうことが、この歳になるまでわからなかった。

父の撮る写真は、あったかい。
たくさんの人々の幸せの瞬間を形にしてきた。
父の思いと人柄。

形は違うけれど、
私が音楽で表現したいものとすごく近いと思う。

きっと私はいつか母のように、父のような人を選んで。
文句を言いながらも幸せな毎日を、生きていくのかもしれない。

ふと、そんなことを思った。
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by minicat_orange | 2009-01-09 00:00 | ☆にっき
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